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マウスピース型矯正装置(インビザライン)

透明で目立たない取り外しのできる歯科矯正システム

アメリカ「アライン・テクノロジー社」で1999年に開発された透明のマウスピース型矯正装置(インビザライン)です。現在世界100か国以上で導入されており、小児から成人の方まで治療できる装置となっております。

この矯正システムは、矯正治療開始時に、一度だけ型取りを行い、その型を元に、矯正終了までの歯の移動を全てシュミレーションし、フェーズ毎のインビザライン・アライナーを作成いたします。

患者様には、22時間以上装置を装着して頂き、フェーズ毎に矯正医師が確認の上、新しいアライナーをお渡ししていきます。

お食事と歯みがきの時は取り外し可能です。薄いマウスピースの形状ですので違和感なく、今までのお食事と変わらず、お好きなものを召し上がることができ、しっかり歯みがきできますので清掃性にも優れています。

透明なので、口元を気にすることなく、普段通りの会話をしていただくことができます。もちろん、話相手にも矯正していることを気づかれることはありません。

矯正することにコンプレックスを感じてしまう方にはぴったりの装置です。思春期をお迎えのお子様にも、矯正のストレスを受けることなく治療して頂けます。

矯正過程は、全てコンピューターでシュミレーションされており、少しずつ矯正を行っていくため、普通の矯正装置よりも違和感やお痛みが少ないかと思います。

金属アレルギーをご心配される方にも有効です。全てプラスチックで作成しておりますので、現在金属アレルギーをお持ちの方、金属アレルギーを心配される方にもご安心してお使いいただけます。

※インビザラインは、完成物薬事法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の3つのメリット

インビザライン

取り外しができて衛生的

歯みがきの際には、外して頂いて結構です。普段と変わらず、歯ブラシ、歯間ブラシ、フロス等を使って丁寧に歯を磨いてください。

食べたいものが食べられる

お食事の際は、外してお召し上がり下さい。矯正中でも普段と変わらずお好きなものを召し上がっていただいて問題ありません。

金属による悩みも解消

マウスピース型矯正装置(インビザライン)なら、素材がプラスチックで出来ておりますので、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)装着期間の生活

基本的には、お食事と歯みがきの時間以外は装着するようにしてください。装着時間が足りないと、シュミレーションした位置に歯が動かないため、矯正期間が長くなってしまいます。

マウスピース型矯正装置について

日本矯正歯科学会より以下の見解が出ております。当院では、日本矯正歯科学会認定医が矯正治療にあたっております。マウスピース矯正については、内容をよくご理解の上、検討されることをお勧めします。

マウスピース型矯正装置による治療に関する見解

①インターネット上で歯科医師が介在しない形でマウスピース型製品が販売され、歯列の改善への有効性を謳うケースが出てきています。矯正歯科治療は、正確な診断や精密な治療計画に立脚して行われるべき医療行為であり、誤ったマウスピース型製品の使用は予期せぬ問題を引き起こす可能性があります。患者自身の独自の判断でこれらの製品を使用し歯の移動を行うことは、歯科医学的にも非常に危険であるため絶対に避けてください。

②マウスピース型矯正装置による治療には、以下の利点・欠点を踏まえた適応症の判断や専門的知識を要することから、大学病院等や学会が認める基本研修期間において十分な矯正歯科領域全般にわたる基本的な教育と臨床的なトレーニングを受けた歯科医師による診察、検査、診断を基に治療を行うことを推奨します。

欠点

●歯の移動量の少ない症例に限られる(軽度の乱杭歯、軽度の歯の空隙、矯正治療後の軽度の後戻り等)

●毎日長時間の装着を必要とし、使用状況によって効果が大きく異なる。

●小児や骨格性要因を含む症例には適さない。

●現在の医療水準で考えれば精密な歯の移動は原則として困難で、満足のいく治療効果が得られない可能性がある。

利点

●他人から見えにくい装置である。

●装置の着脱が簡単で食事や歯磨きがし易い。

●金属アレルギーを有する方も使用できる。

●診療室での治療時間が比較的短い。

マウスピース型矯正装置による治療に関してご不明点があれば、かかりつけ歯科医または日本矯正歯科学会認定医等にご相談されることをお勧めします。

参考資料:公益社団法人 日本矯正歯科学会 アライナー型矯正装置による治療指針

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